約 2,020,712 件
https://w.atwiki.jp/syopoke/pages/8.html
僕はこの世界に必要なんだろうか? 速水厚志は空を見上ながらそう思った。 空は速水の心とは対照的に透き通っている。 「・・・・・」 速水はしばらく空を見上げていたが、やがてどこか急ぐような足取りで歩き出した。 一匹のポケモンを連れて・・・・ 「ここがカントー地方、マサラタウン・・・」 速水は辺りを見回した。 どこか、田舎を思わせる町であった。 速水は近くの人に声をかけようとしたが、やめた。 なんだか、いたたまれない気持ちになったからだ。 「とりあえず、トキワシティのポケモンセンターに行くか・・・」 速水はボロボロのタウンマップを見ながら呟いた。 「今の所持金は・・・300円か。これじゃ何も買えないな・・・・早くポケモンセンターに行かないと・・・もう少しだからねミニリュウ」 そうモンスターボールに呟くと、早足でトキワシティに向かう速水であった。 「う〜ん、ここをいけば左に行けば着くはずなんだけど・・・・・」 速水は歩きながら困った表情でボロボロのタウンマップを見ていた。 「おかしいなぁ・・・やっぱりこの、タウンマップじゃ古すぎるのかなぁ・・・」 その時、速水が前を向いた瞬間、ゴーグルを付けた少年と目が合った。 速水はすぐにタウンマップに目を戻したが、ゴーグル少年はにっと笑って近づいてきた。 速水が気づいたときには、もう目の前だった。 「よ! 俺は滝川陽平! 見たところ初心者トレーナーだな! この滝川様と勝負だ!」 鼻にばんそうこう、頭にゴーグルを付けた少年は速水の目の前に立つといきなり勝負を申し込んできた。 「え、え〜と・・・」 速水は何を言っていいか分からず、しどろもどろに口をもごもご動かしていた。 すると、滝川と名乗った少年は頭に ? マークを浮かべながら、速水に再度話しかけた。 「な〜に、口をもごもごさせてるんだよ。勝負だよ!しょ・う・ぶ!」 「しょ・勝負って?」 速水がやっとの思いで、言葉を絞り出すと、滝川は ? マークを今度は2つ浮かべながら 「なぁ、お前、一体何地方の人? 目が合ったポケモントレーナー同士は勝負をする決まりなんだぜ?」 「そ、そうだったね」 これ以上、自分の無知さを、滝川という少年に披露すれば不審に思われる、そう判断した速水は、とりあえず少年の話に合わせた。 「じゃ! 決まりな! 俺の相棒、キモリ! いけ!」 「いけ! ミニリュウ!」 「へっへっへっへ。俺様に勝てると思うなよ! 神速の滝川ってのは、俺様の二つ名だからな!」 滝川はニッと笑うと、楽しそうに喋りだした。 「し・神速ね・・・すごいね・・・」 速水は戸惑いながらも、とりあえず滝川を褒めておいた。 「そうだろ〜、今からその実力を見せてやる! キモリ! でんこうせっか!」 そう滝川は、キモリに命令すると、キモリは見ごとな速さでミニリュウに迫った。 「ミニリュウ! 耐えてひのこ!」 速水はでんこうせっかは威力が低いのを知っているため冷静にミニリュウへ命令した。 速水がミニリュウへ命令すると瞬時に守りの姿勢に入った。 そして、すぐさま、キモリのでんこうせっかが直撃。 しかし、威力が低いからかミニリュウはすぐさま反撃に移った。 「キ・キモー!!」 キモリは反撃されると思っていなかったため、守りに入るには遅すぎた。 そのためひのこの直撃を喰らい、倒れた。 「くっそー! 負けたぁ〜!」 滝川はかなり悔しい表情で、キモリをモンスターボールに戻しながら叫び声を上げていた。 速水にはなぜ、滝川が悔しそうな表情をしているのか分からなかった。 まぁ、自分の過去を考えれば納得はした。 「とりあえず賞金な。 ほら450円!」 なにやら、ポケモントレーナーは勝負に負けたら勝った相手にお金を渡すらしい。 ここは怪しまれるのまずいので、素直に受け取った。 「うん、ありがとう」 「お前強いなぁ〜、どこから来たんだ?」 滝川は人の良さそうな、顔をしながら速水に尋ねた。 「う〜んと・・・西の方から・・・かな?」 速水は怪しまれないように、満面な笑顔を張り付かせながら、答えた。 「西の方から・・・かな? って、子供かよ」 「滝川君・・・だっけ? トキワシティまで案内してくれないかな?」 速水は話題を変えると、満面の笑顔を張り付かせながら滝川に尋ねた。 「おかしな奴だな〜、ヘラヘラ笑ってるなよ。 トキワシティまでの道のりだろ。 俺様が案内してやるよ。 あと、俺のことは滝川でいいぜ?」 おかしな奴・・・の一言が気になったが、ここは滝川に道案内をしてもらうことにした速水であった。 「じゃあ、よろしくね 滝川!」 「へ〜、じゃあ滝川は旅に出てるんだ〜」 「すげーだろ! 目指すはポケモンマスターってな! でさ・・・」 なんだか滝川という少年はすぐに人と仲良くなれる人種なんだなぁ、と速水は思った。 そして、何か自分にはないものを持っているような気がする。 何か遠い昔に置いてきたものが・・・・・ 「お〜い、速水聞いてるか〜?」 「え、あ、ごめん。ちょっと考え事してたから・・・何の話だっけ?」 「おいおい・・・まぁ、いっか。この俺様のゴーグルのことだよ。何で付けてるか分かるか?」 滝川は子犬のような目で速水を見ながら、ゴーグルについて聞いた。 「う〜ん、かっこいいから・・・かな?」 速水は苦笑しながら、滝川の問いに答えた。 「ノンノン、これはさぁ俺が見てるアニメ『ガンパレード・マーチ』の士魂号軽装甲に乗ってるパイロットが付けてるゴーグルなんだぜ!」 滝川の子供っぽい口調に思わず心からの笑いをしてしまった速水だったが、すぐに満面な笑顔に顔を戻した。 「でさ、この『ガンパレード・マーチ』ってのがさメカあり、ギャグあり、シリアスな展開あり、そしてラブコメありと、三拍子も四拍子もそろってるアニメなんだぜ〜! ・・・・おっそろそろトキワシティだな!」 100mぐらい先に建物が見えた。 多分あれがトキワシティだろう。 「あっ! そうだね。 ここまでありがとう。滝川」 速水はそれに気づくと、満面の笑顔で滝川にお礼を言った。 「へへっ、いいてことよ。 なんたって『友達』だからな! じゃあトキワシティまで競争な! よ〜いドン!」 そういうと滝川は全速力でトキワシティまで走っていった。 「友達・・・・・か」 速水はそんな感情を持っていなかった。 持っていなかったというよりも、忘れていたのほうが正しい。 遠くで滝川の声が聞こえる。 速水はトキワシティに向かって走り出した・・・ 「ミニリュウ! 耐えてひのこ!」 「キ・キモー」 (あの男・・・なかなかやるな) 芝村舞は、50mほど先で繰り広げられているバトルを見ながら思った。 普通、素早い攻撃をされれば、たとえ威力が弱くても並みのトレーナーなら慌てるだろう。 しかし、あの男は慌てもせず冷静な判断をポケモンに下した。 エリートか? と、一瞬思った舞だったが、すぐにその答えを打ち消した。 どう見てもその男はエリートに見えなかった。 服はところどころに泥などの汚れが見えたからである。 普通、エリートは服装までキチンと手入れされているものだからだ。 それと舞にはもう1つ気になることがあった。 バトルが終わってからの男の顔である。 舞にしてみれば、どこからどう見ても作り笑いにしか見えなかった。 ふっと、舞は口元を緩めた。 なぜ、この私が名も知らぬ男のことを考えているんだろうか? そう思うと、自然に口から笑いがこぼれた。 (それにしても・・・・・ミニリュウはかわいかったな) 思わずミニリュウのことを思い出しニヤけてしまった舞だったが、すぐさま不機嫌そうな顔に戻し、 速水達の後を追うようにトキワシティに向かう舞であった・・・・・ 「それでは、ポケモンをお預かりしますね。 30分ほどかかりますので、しばらくお待ちください」 「じゃ! お願いします〜!」 よく通るきれいな声で話す、ジョーイさんと能天気な滝川の声がトキワシティポケモンセンター内に響く。 速水は辺りを見回していた。 ポケモンセンターという建物は、ただポケモンを無料で回復してくれるだけの場所だと思っていたが、違った。 中は広く、2階や地下もあるらしい。 そして何よりも、トレーナーたちの憩いの場となっていることだった。 自分の想像とはかけ離れていたため、驚きも大きかった。 「お〜い? 速水〜?」 「ごめん、また考え事してたから・・・」 「考え事が好きなやつだなぁ〜、ところでさ! 速水ってこれからどうするつもり?」 自分も今、そのことを考えていた。 とりあえずポケモンセンターに着いたことでミニリュウを休ませることが出来たが、これからのことは何も考えていなかった。 「なぁ、もしかして速水・・・これからどこへ行くか決まってない?」 滝川は、ニッと笑うとこれから出る答えに期待の目を輝かせながら、速水に尋ねた。 「まぁ・・・そうだけど」 本当は適当な事情を言おうとしたが、思いつかなかったので自分の本心を口に出した。 すると、滝川はポンッと速水の肩に手を置き、言った。 「じゃあさ! 俺と一緒にニビシティにいこうぜ!」 ニビシティ? そういえばタウンマップに書いてあったな・・・ 滝川と一緒に歩いていれば、普通のポケモントレーナーに見える・・・ そうなれば追っ手も分からないだろう・・・ そう考えた速水は満面の笑顔で答えた。 「うん。いいよ。僕で良かったら」 「マジで! ありがとな! 速水! 実はさぁ〜俺一人で不安だったんだよ」 滝川はへへっと笑うと、自分の気持ちを素直に白状した。 「でさ、いきなりで悪いんだけど、30分ぐらい待ててくんない? 昔の友達を見かけたからさ」 「え、別にいいよ。僕もこの辺を見て歩きたいからさ。それに・・・」 追っ手の確認もしなきゃいけないし・・・と口を滑らすところだった。 心の動揺を悟られないように、満面の笑顔を滝川に向けながら速水は言った。 「それに・・・ほら一人でちょっと考えたいことがあるからさ」 「そっか〜、やっぱ速水って考え事が好きなんだな〜」 なにやら滝川の頭は速水の好きなことは考え事とインプットされたようだ。 「ははは・・・別に好きなわけじゃないよ。それより・・・いいの? 昔の友達は?」 速水は滝川の単純な考えに、苦笑しながら答えた。 「お! そうだった! あいつにまた嫌味言われるな〜、じゃ! 30分後な!」 そういうと滝川は、お子ちゃま半ズボンを履いている、金髪の少年のところへ走っていった・・・・・ 「怪しい人は・・・・・とりあえずいないな・・・」 速水はポケモンセンターの外に出て木の幹に隠れながら辺りを見回していた。 「さすがにここまでは来ないのかな・・・?」 一息ついて、木の幹に座り込んだところで上からいきなり声が降ってきた。 「そこで何をしている?」 速水は心の中でパニックに陥っていた。 背中にいやな汗が流れる。 速水は覚悟を決めて、ロボットのように、ゆっくりと上を見上げると、そこにはポニーテールの髪形をしている、自分と同じぐらいの年齢の少女の顔が見えた。 少女といっても口許を引き結んでにこりともしないので、よく見ないと男の子にも見える。 そして、何よりその少女のまっすぐな瞳だった。 速水はその瞳に引き寄せられるように、先ほどの動揺も忘れて少女の顔を見ていた。 「・・・・・」 「・・・・・私の顔に何かついているのか?」 その言葉で速水は我に返った。 「え・・・いや、その・・・何の用?」 あわてて目をそらし、速水は言葉を絞り出した。 「まずは私の質問に答えよ。何をしていたのか? そして、私の顔に何かついているのか? この2つをまず答えよ」 少女は有無を言わさぬ口調で速水に尋ねた。 「え・・・と、1つ目は、この辺りはあまり来た事がないんで見てただけです・・・2つ目は・・・・・別に何もついてません・・・」 答えてしまってから、自分の口の悪さにを呪った速水だった。 どう聞いても怪しすぎる。 「ふむ、そうか。本来ならばもう少し質問をしたいのだが、やめておこう。名は?」 少女は先ほどと同じ、有無を言わさぬ口調で速水に 尋ねた。 「は・速水厚志です・・・・・君は・・・?」 「私か? 私は芝村舞だ。『芝村』をやっている」 それが速水厚志と芝村舞の初めての出会いだった・・・ 芝村をやっている? 速水は舞という少女が言っている意味が分からず、言葉に詰まった。 その様子を見て、舞は口許を緩めた。 「そなたは面白い男だな」 「そうかな? 僕はそう思わないけど・・・」 おもしろいと言えば、君の言っている言葉の方が面白いよと、言おうとしたが・・・やめた。 「いや、おもしろい。先ほどのバトルから見ていたが、そなたの顔はメタモンのように変わるのだな」 「メタモン・・・・・って」 これは相当な変人だぞ、と速水は思った。 なにせ初対面で、人のことをメタモン呼ばわりするなんて。 待てよ・・・先ほどのバトル・・・あれから僕のことをつけてきたのか? 一瞬、舞を疑った速水だったがすぐに打ち消した。 追っ手ならこんな無駄話をせず、すぐに僕を捕まえるだろうと考えたからだ。 「それにしても先ほどのバトルの時の判断は良かった。どこかでバトルのことを習っていたのか?」 舞は元の不機嫌そうな表情に戻し、速水に尋ねた。 「え・・・・・別に・・・誰にも習ってないよ」 速水は脳裏に浮かぶ光景とは正反対の言葉を口にした。 「・・・・・嘘だな」 舞はひとしきり目を細めて速水を見た後、断定的な口調で言った。 「えっ・・・・・」 舞の言ったことに速水はまた言葉に詰まった。 まさか、見透かされてる? やっぱり追っ手なのか? すると舞は速水の疑いを見透かしたようにふっと息を吐き、速水を安心させるように言った。 「まぁ、別にそなたが誰に習ってようが、習ってなかろうが、私には関係がないがな・・・・・速水といったか、そなた・・・服が汚れているぞ?」 舞は腕を組み、目で速水の副を示しながら言った。 「あ・・・確かに・・・でも僕、お金はあまり持ってないんだ・・・」 舞に言われて速水は自分の服が汚れていることに初めて気づいた。 多分、追っ手から逃げる際に付いたものだろう。 と、言うことは滝川も気づいたはず・・・もしかして気を使ってくれたのか? 速水が滝川のことを考えていた時、舞は何かを思いついたようにうむ、と頷くと速水に言った。 「速水よ。私について来い」 それだけ言うと、舞はポケモンセンターへ歩いていった。 「ついて来い・・・って・・・まぁ、悪い人じゃないみたいだし・・・ついて行くか」 そう、呟くと速水はポケモンセンターへゆっくりと向かった。 「うむ。これでよい。なかなか似合っているぞ。速水よ」 「・・・・・・」 ポケモンセンターに入ったところで、いきなり芝村さんに「これを着てみろ」と服を渡された。 着てみた速水だったが、自分の軽率さを後悔していた。 「どうした? 速水よ? 何か都合が悪いのか?」 舞はなぜ、速水が固まっているのか分からず尋ねた。 「いや・・・僕は別にいいんだけど・・・君は恥ずかしくないの?」 舞はまるで分からない様子で、速水に再度尋ねた。 「恥ずかしいだと・・・? どういうことだ? それは?」 「だからさ・・・・・なんで君と僕は『おそろい』の服を着ているの?」 速水は、ため息をつきながら言った。 今までこんな世間知らずの人と出会ったことが無かった。 「おそろいだと? この服はそんなものではない。我ら芝村一族と、一族に認めれた者しか着ることが出来ない名誉なものだ」 舞は胸を張り、自分の一族を誇るような口調で言った。 「・・・・・ってことは、僕は君に認められたってこと!?」 速水の素っ頓狂な声がポケモンセンター内に響く。 「・・・・・もう1つ条件があった。『これから』成長するものであろう者にも渡せる。ちなみにこのカントー地方ではお前のような者が30人ぐらいはいる」 舞は速水の問いにしぶしぶ答えた。 「成長する・・・・・」 僕は成長するのだろうか? 一生追っ手にビクビクしながら逃げる運命だと思う。 けど、なにか芝村舞には僕にないものがあたくさんあるような気がする。 「そういうことだ。私は従兄弟殿に用事があるのでこれで失礼する」 そういうと、舞はさっさと通信室へ向かっていった。 「芝村・・・舞・・・・・か」 通信室へ向かう舞を見ながらそう、呟く速水だった・・・・・ 「芝村・・・・・舞・・・か」 舞が速水から離れ、通信室へと消えたとたん、ドタドタの滝川が慌てて走ってきた。 「どうしたの? 滝川? そんなに慌てて?」 速水は、なぜ滝川がそんなに慌てているのか分からず、滝川に尋ねた。 すると、滝川は目を丸くさせ、喋りだした。 「なぁ、速水って、どこの山奥から来たの? 芝村っていえば悪の固まりみたいなものじゃねえか」 「悪の・・・・・固まり?」 「しょーがねえなー、俺様が芝村一族について説明してやるよ。芝村一族は、反対すものを力で排除して、拡大していったんだよ。逆らったものは人知れず姿を消すって噂もあるんだぜ・・・・・」 そう、いうと滝川はブルッと身震いをしてさらに話を続けた。 「それでさ、もう1つ噂があるんだ・・・・・芝村一族は最強のポケモンを作りだそうとして失敗して、そのポケモンは逃げてどこかの洞窟に住んでるらしいぜ。だからあんまり芝村に関わるなって」 滝川は話し終わると、ふぅと息を吐いた。 速水には芝村舞がそんな一族の人間には思えなかった。 それに芝村とは、あまり関わってない。 まぁ、服はもらったけど。 「関わるなって言っても、もう関わってるよな〜、その服を見れば」 滝川は少しうらやましそうな口調で速水に話しかけた。 「え? これ? 服が汚れてたからもらったけど・・・・・もしかして滝川・・・この服着たいの?」 「・・・・・実はすっごく着たい! なにせあのアニメ! ガンパレード・マーチで5121小隊が着てる制服だからだ!」 子供っぽさ全快の滝川に、ははは・・・と苦笑しながらいたずらっぽく速水は言った。 「あれ? 滝川は芝村に関わりたくないんじゃなかったっけ?」 「う! 痛いところを突くな・・・実はガンパレード・マーチは芝村の提供で放送されてるんだぜ。芝村には関わりたくないけど、服は着たいんだよ〜!」 「なんか話が矛盾してるよ? じゃあ、芝村に認めてもらえば?」 速水はまた苦笑しながら滝川に提案した。 「そんなこといってもなぁ〜俺の実力じゃ・・・ま! そんなことよりニビシティに早く行こうぜ! 途中でトキワの森を抜けるから色々準備することがあるんだ! 俺について来い!」 そう言うと、滝川はポケモンセンターの旅用具専門コーナーへ走っていった。 「ちょっと滝川・・・・・って、もう行っちゃったよ」 今日2回目の置いてきぼりだ。 何回目かのため息をついて、速水は思った。 でも・・・僕はこの地方に来て変わってきたような気がする。 まだ、何かは分からないけど、何かが・・・・・ 「お〜い、速水ぃ〜早くしろよ〜」 滝川が呼んでいる・・・・・速水は滝川に向かって歩き出した・・・・・ 一方そのころ、芝村舞は通信室にいた。 「芝村舞だ。準竜師を頼む」 芝村舞の声が誰もいない通信室に響く。 誰も居なかった訳ではなく、舞が芝村の権限を使って、通信室にいた人たちを追い出したからである。 「俺だ」 今まで真っ黒だった画面に突如、顔&体&態度もでかそうな男が現れた。 芝村一族には挨拶の習慣がない。 そのため、すぐさま本題に入るのである。 「私だ。先ほどトキワシティを覗いてみたが、やはり鍵がかかったままだった」 舞は淡々とした口調で準竜師の呼ばれた芝村に報告した。 「そうか・・・・・・そなたは、新しいジムリーダーを立てるべきだと思うか?」 準竜師は興味深そうな顔で舞にたずねた。 「・・・・・・私は、かまわんと思う。新しく立てるとなると、それなりの実力を持っているものでないと務まらんと思うが」 舞は平然と準竜師の視線をかわし、冷静な口調で言った。 「だろうな。それにしてもサカキというたわけはどこに消えたのだ? ・・・・・・・そなたがなるという手もあるぞ。芝村一族初のジムリーダーだ。どうだ? なってみる気はないか?」 準竜師は真顔になって舞に尋ねた。 舞は目を細めたあとに、はっきりとした口調で言った。 「断る。第一私にそんな実力は無い。どうせそなたのつまらん冗談だろう。違うか?」 舞の言葉を聞いた瞬間、準竜師は高笑いを響かせた。 「やはり、芝村は冗談が下手だな。・・・・・・では引き続きロケット団の情報を集めろ」 「了解した・・・・・・何だ? その目は?」 舞には準竜師の目が笑っているように見えた。 「いや・・・何かあったのかと思ってな。話したくないのなら話さなくてもかまわん」 やはりカントーで最も位が高い芝村だな、と舞は思った。 人の心をよくそう簡単に読めるものだ。 「・・・・・・おもしろい男に会った。顔がメタモンなような男だ・・・何がおかしい?」 舞が話している途中で、また準竜師は高笑いを上げていた。 「いや、失礼。そなたのたとえがあまりにも面白くてな・・・それで続きは?」 舞はしばらく黙っていたが、やがて話しだした。 「・・・・・・それで、あの服をくれてやった。・・・・・・だから私の何がそんなにおかしい!?」 準竜師が本日3度目の高笑いを響かせたため、とうとう舞はキレて準竜師に食って掛かった。 「はははは。そう怒るな。なにせ知り合って間もないメタモン男にあの服をくれてやったんだろう? 今時、どこの芝村でもそんな短時間で渡さんぞ?」 準竜師はまだ高笑いの余韻を残しながら、舞に尋ねた。 「分かっている! ・・・あの男は必ず伸びる! 私の目に狂いは無い!」 舞はちょっと暴走気味に、準竜師の問いに答えた。 「そうか・・・ならばよい・・・ところでその男のことだが・・・・・・」 準竜師はそこで言葉を切り、ちらりと舞の目を見た。 「なんだ? 手持ちポケモンか? 確かミ・・・」 舞はやっと落ち着きを取り戻し、速水のことを話しだした。 「いや・・・そういうことではない、その男は・・・・・」 準竜師はニヤリと笑うと、こう言った。 「その男はお前好みの男なのか?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 その後、ポケモンセンターとその周りには、ものすごい怒声が響いたのは言うまでもない・・・・・
https://w.atwiki.jp/pokeroom/pages/4.html
ポケモン図鑑は、ポケモン一匹ずつの情報を書いたページです。ポケモン図鑑は、どなたでも編集可能です。 名前のあとに?がついているポケモンは、まだ編集がされていないポケモンです。 新規編集の仕方 下のほうにある「新しいページ」をクリック。 「新しいページ名」に、新規編集するポケモンの名前を入力。Wikiモードで編集してください。(必ず、全角カタカナで入力してください。長音は、「ー」でお願いします) 以下の文字をコピーして、文字を埋めてください。埋め終えて「投稿」をクリックすると、ページが追加されます。 No.●●(全国図鑑Noを入力) ●●●●●(ポケモンの名前を入力) ●●ポケモン たかさ:●m おもさ:●kg(ゲームの図鑑に載っている情報を入力) タイプ ●●/●●(タイプを入力。なるべく図鑑に載っている順番でお願いします。例・ゴウカザル ほのお/かくとう○ かくとう/ほのお×) とくせい ●●/●●(持っているとくせいを入力) タマゴグループ ●●●(タマゴグループを入力) 出現方法 (野生で出る場所、進化方法などを入力) 種族値 HP ●● こうげき ●● ぼうぎょ ●● とくこう ●● とくぼう ●● すばやさ ●●(種族値を入力してください。重要です) 覚える技 (全て書かれなくても結構です。状態異常にする技、お勧めの技などを箇条書きでお願いします) 育成論 (このポケモンの育成論をお願いします。進化前のポケモンなどは、書かれなくても結構です。)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/4807.html
【検索用 こいのらいはる 登録タグ 2009年 VOCALOID aoid sj30crazy ありん きしの こ るりん エターナル石川 クリーム市長 亜悠 初音ミク 各務祐 日向アオイ 曲 曲か 紅い鈴 遥瀬雪琉】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:クリーム市長 作曲:クリーム市長 編曲:クリーム市長 動画:aoid イラスト:日向アオイ・遥瀬雪琉・るりん・紅い鈴・エターナル石川・きしの・各務祐・亜悠・ありん 写真:sj30crazy 唄:初音ミク 曲紹介 ミクがツンデレです。ツンデレなんです。 曲名:『恋ノライバル』(こいのらいばる) クリーム市長9作品目。 歌詞 (ピアプロより転載) 最初からケンカばかり すぐにムキになっちゃう私 ちょっと 甘えるのが下手・・・ 不思議だね 絶対に分かり合えないって思ってるのに 気がつけば 君のこと・・・ 他の子が目に入んないくらいに 私だけ見つめててほしいよ とめどなく溢れ出る この気持ちを大切にしたいから 君と一緒にいられる時を 思い出なんかにしないで 強がって可愛くない 私だけど 愛する気持ち 誰にも負けないわ またすれ違い 君もすぐにムキになっちゃう人だから 本当に 困っちゃうよね・・・ 「そんな人合ってないよ」 よく言われてるのに そう思ってるのに 頭の中 離れない・・・ (君とのkissはどんな味かな・・?) そんなことばかり考えちゃうよ 恋煩い 好きみたい やっぱり嫌いケンカしたくないのに ひどいこと つい言っちゃうの そんな自分の方が嫌い また明日会えるかな ごめんなさいって きちんと言うわ 毎日 わたし言葉反省会ね 君の顔君の声 勝手に出てきて消せない今の顔は 絶対見せられない きっとふにゃけちゃってるから もしかしてひょっとして仮にも君が 私のことを好きなら・・・ クリスマスお正月 2月になればStバレンタインデー 手作り!? 渡しちゃうの!? どうしよう夢拡がる!! こっち向いてっ ケンカしてっ 仲直りしてっ 私達のこの腐れ縁 ライバル負けないわ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24030.html
登録日:2012/04/05 Thu 18 59 56 更新日:2021/06/22 Tue 02 23 07 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 「マサオミです☆」 アニポケ イケメン トレーナー ドンナマイト参加者 ナゲキ ベストウイッシュ ポケモン ポケモントレーナー ポケモン登場人物項目 マサオミ ライバル 入野自由 実はいい人 格闘 ダラダラと長いだけの退屈極まりないバトルだ……! マサオミとは、アニメ『ポケットモンスター ベストウイッシュ』に出てくるトレーナー。 CV 入野自由 初登場は第70話放送前の『ポケモンスマッシュ!』のドンナマイト優勝予想企画にて。 【容姿】 白のスーツと、薄紫のシャツと紫のネクタイを着用している蒼髪の少年。 【性格】 他人を見下し、慣れ合うのを嫌っていたり、 サトシの『良かったら一緒にバトルの練習してくれませんか』と言う申し出を華麗にスルーするなどの行動から当初は嫌みたらしく自信過剰なイメージがあった。 しかしドンナマイト決勝戦において自身を下したケニヤンを素直に認め、握手を求めたことから案外悪い人ではないのかもしれない。 【本編の活躍】 ドンナマイトに登場。 大会主催者ドン・ジョージからは優勝候補と言われ、 その言葉通り手持ちのナゲキで1回戦ではドモンのコジョンド、2回戦でアイリスのドリュウズに無傷で勝利するほどの実力を持つ。 また、ケニヤンの事を敵視しており、ケニヤンも同様にマサオミを敵視している。 3回戦ではサトシと対決し、ズルッグのきあいだまがまだ未完成であることを把握し完封して勝利を収めた。 決勝戦では因縁のケニヤンと対決。技と技の激しい応酬を繰り広げ、お互い一歩も退かない互角の勝負に。 ダゲキを後一歩の所まで追い詰めるものの、ダゲキの決死のインファイトにより惜しくも敗れた。 【手持ちポケモン】 ナゲキ コジョンドの攻撃を悉く見切り、ドリュウズのドリルライナーを受け止めたりとかなりの実力を持っている。 またばかぢから時はビルドアップのダゲキと同様の肉体を披露する。 ドリュウズが「穴をほる」を使用してきた時に、地面に「ばかぢから」を使用し、ドリュウズを叩き出すなど力押しによる戦法を得意としてる模様。 使用技 ばかぢから ちきゅうなげ ともえなげ しめつける 追記・修正ありましたらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今後のライバルかと思っていたけどそんな事なかった。 -- 名無しさん (2015-01-16 10 13 10) ぶっちゃけケニヤンのダゲキと対決させるためだけに登場した感 -- 名無しさん (2015-08-13 12 40 02) イッシュ地方の割に日本人っぽい名前。 -- 名無しさん (2020-11-22 21 40 53) ↑名前は日本人で手持ちもナゲキなのに見た目は日本人っぽくないという -- 名無しさん (2021-06-22 02 23 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/poketaisen/
ポケットモンスター「ダイヤモンド」「パール」の対人対戦での ポケモンの育成についてちょこちょこやっていく感じの個人用wiki。
https://w.atwiki.jp/satoryuichi/pages/14.html
ポケモンだいすき(かもしれない)クラブをリニューアルさせときました。 その名も、「ポケモン好き好きクラブ」です。 ポケモン好きがなるべく見てほしい。 ブラックホワイト 秘密のベストウィッシュ 右の文字をクリックすると→ポケモンだいすきクラブへ行けます
https://w.atwiki.jp/ultimatemessiah/pages/39.html
立体ポケモン図鑑DP08 ★ラインナップ★ 全6カプセル 1.ギラティナ(オリジン) 2.シェイミ(ランドフォルム)、シェイミ(スカイフォルム) 3.グライガー、グライオン 4.ウリムー、イノムー 5.マンムー 6.タテトプス、トリデプス 雑談etc... カプセル1,2,5がいずれもレアというDP編屈指の鬼畜弾。 何円積んでもコンプは出回ってないので高額で単品を集めるしかない。
https://w.atwiki.jp/zikou/pages/12.html
ポケモンいえるかな?デスノートver iframe対応ブラウザでご覧下さい。 ポケモン改造 仁義無き四天王戦 iframe対応ブラウザでご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52659.html
登録日:2022/11/30 (水) 20 50 20 更新日:2024/09/06 Fri 18 58 47NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 SV お嬢様 そばかす んジャカ パーン! アカデミー グリーンヒロイン コメント欄ログ化項目 スカーレット・バイオレット チャンピオン チャンピオンロード トレーナー ネモ パルデア地方 ポケスペ ポケットモンスター ポケモン ポケモンSV ポケモン登場人物項目 ポニーテール メシマズ ライバル リコロイ 内田彩 努力の天才 喜多村英梨 女傑 妹 孤独 学生 影の主人公 御三家 戦闘狂 放課後のブレス 文武両道 最強 松井恵理子 生徒会長 神BGM 肉食系女子 長身美女 初めてのポケモン勝負! 楽しんでほしいな! 出典:『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイト、22年11月30日閲覧、https //is.gd/Px3IDx、2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc. 『ネモ』とは、ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』及び、アニメ『ポケットモンスター』の登場人物である。 CV:喜多村英梨 (アニポケ)、内田彩 (ポケモンマスターズEX)、松井恵理子(放課後のブレス) ■概要 主人公が通うことになるアカデミーの女子生徒。主人公と同じく総合コース1-A所属。 1年生でありながら同校の生徒会長を務める優等生。(*1) 実家は主人公の家の近くにあるため、以前から主人公が引っ越してきた事は知っていた様子。 家族は両親と姉がいるが、全員作中には登場せず容貌や名前は不明。 父親はパルデアに住む人なら誰もが知るスマホロトムの会社の役員で、実はかなりのお嬢様。 それを踏まえてみると随所で育ちの良さが伺える所作を取っていることが分かる。 その実家は家自体も結構な豪邸だが、裏庭にはバトルコートやビーチがあるし、お手伝いさんも沢山いる。 主人公にとっては頼れる先輩で、本作のライバルキャラクターでもある。 シナリオの1つ「チャンピオンロード」における重要人物で、ジム巡りの先々で主人公に戦いを挑んでくる。 ジムのクリア回数に応じてイベントが挿入されるため、本作では数少ない「バトルのタイミングを任意で選べないボス」となっている。 ■容姿 身長は主人公より高い。それどころか、ゲーム画面を見る限りペパーより若干高い。(*2) 褐色肌とそばかすが特徴。頭髪は、黒髪のポニーテールで前髪の一部及びそこから垂らした一房を緑に染めている。主人公とは違い一目で女性と分かる体型をしてるのも特徴 服装は主人公同様学生服(アカデミーの夏服)で、右腕にサポーターらしき物を付けている。 ちなみに公式絵では『スカーレット』バージョンのカラーリングだが『バイオレット』バージョンでは同バージョンに準拠したものとなる。 ■人物 序盤で主人公に色々教えてくれる様は正に「頼れる先輩トレーナー」である彼女だが……それも間違ってはいない。 だが彼女の本質はまた別にあった……それは、 相当なバトル好き という事である。 『ポケモン』世界ではアニメ主人公を始めとして別にそういった人物は珍しくもないが、彼女は一味違った。 序盤からバトルすることを「戦(や)る」と表現する 主人公がスター団とトラブった際には「ポケモン勝負するなら、わ た し と! ……でしょ!?」と独占欲丸出しでスター団ではなく主人公を叱る。 主人公と戦えないコンディションにあることを悔しがり、代わりに「そこらへんのトレーナーを片っ端から相手にしてくる」と宣言して実際に街に繰り出す (もちろん周囲に教えられて、勝負をお預けにしたり回復してあげたりする。) ……と、最早歴代ライバル随一の戦闘狂とまで言えるほどバトルが大好きという事がひしひしと伝わってくるだろう。 パルデア地方にバトルフロンティアがなくてよかった とはいえこれでも生徒会長だし授業にも真面目に出席している等、決してバトルが好きなだけの脳筋ではない。成績も極めて優秀である。 仲間の険悪なムードを察して執り成したり、必要ならば大好きなポケモンバトル大会に参加せず裏方に徹するなど、基本的には良識のある面倒見の良いお姉さんである。 主人公の事は相当気に入っており、ジムで見かけたら速攻でバトルを仕掛けようとするほど。 そんな主人公がどんどん強くなっていくことに喜んでいる。 肝も割と据わっており、どんなに怖い事態でも「ワクワクした」と興奮し、物語終盤に危険地帯に行く際にも、 他メンバーが割と真面目な理由で赴くのに対し、彼女は「強いポケモンと戦えるから」という彼女らしい理由でついてきており、 そのあまりの肝の据わり具合から同行したメンバーに「特性マイペースか?」と小言を食らった。 反面、身体能力は割と低い。ボールを投げるのは苦手だと自称しているし、 モブの目撃証言によれば「アカデミーの正面にある長い階段を登るときには途中で休んでいる」という。実際、長距離を移動した際にはインドア派なボタンより先にへばっていた。 某マサラ人とは気が合いそうだが、彼とは身体能力に雲泥の差があるようだ バトル好きだが勝敗にはあまりこだわらないようで、自分を打ち負かした主人公を称賛しその成長を喜んでいる。 とまあ、主人公視点だとなかなかぶっとんだキャラクター性だが、 これはあまりにも強くなりすぎた結果、全力でバトルしようものなら周りが逃げてしまうという事情もある。 本人は「負けるのは悔しいけど、それでも得るものがあるから楽しいよね?」というスタンスだが、 同じ年頃の子供にはなかなか理解されなかったようで、それでもなおお互いが楽しむ為に手加減することを覚えてしまっていた。 そんなわけで、主人公が来るまでは欲求不満状態に陥っていたことがシナリオクリア後のイベントで明かされている。 なお、このシナリオクリア後のイベントを終わらせると、ネモの寮の部屋にお邪魔することができるようになる。 部屋の中はきちんと片付いており、机の上には複数のモンスターボールが置かれ、壁にはトレーニングメニューが貼られている ちなみに、キッチンには大量のポケモンフードの材料が置かれているが、 キッチン内で「大さじの感覚って人それぞれ」とか言い出すため、明言されてはいないもののメシマズ属性疑惑が……。 その他、何かを高らかに告げるときには「んジャカ パーン!」と言うのが口癖のようだ。 ■手持ちポケモン わたしもちょっと強気なメンバーでいこうかな! 御三家は主人公が選択したポケモンに不利なポケモンを選んでくる。 ちなみに主人公との初戦では「いつものメンバーを使うところでした」と言っているため、 主人公に合わせて育てている以下の手持ちとは別のポケモンを持っている可能性はある。 〇1戦目 クワッス or ニャオハ or ホゲータ ♂:Lv.5 〇2戦目 クワッス or ニャオハ or ホゲータ ♂:Lv.8 パモ ♂:Lv.9(テラスタイプ:でんき) 〇3戦目 イワンコ ♀:Lv.21 パモ ♂:Lv.21 ウェルカモ(テラスタイプ:みず)or ニャローテ(テラスタイプ:くさ)or アチゲータ(テラスタイプ:ほのお)♂:Lv.22 〇4戦目 ルガルガン(まひるのすがた) ♀:Lv.36 ヌメラ ♀:Lv.36 パモット ♂:Lv.36 ウェーニバル(テラスタイプ:みず)or マスカーニャ(テラスタイプ:くさ)or ラウドボーン(テラスタイプ:ほのお)♂:Lv.37 〇5戦目 ルガルガン(まひるのすがた) ♀:Lv.42 ヌメイル ♀:Lv.42 パーモット ♂:Lv.42 ウェーニバル(テラスタイプ:みず)or マスカーニャ(テラスタイプ:くさ)or ラウドボーン(テラスタイプ:ほのお)♂:Lv.43 ネタバレ注意! ずっと ずーっと 待ってたの! 最高の勝負……始めるよ! 出典:ポケットモンスター スカーレット・バイオレット、ゲームフリーク、任天堂、2022年11月18日発売、©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc. 彼女にはもう1つの顔があった、それはパルデア地方におけるチャンピオンランク保持者の1人であること。 主人公がアカデミーに入学する前にも課外授業が行われたらしく、ネモはその時にチャンピオンテストで合格したのだ。 その実力はリーグ委員長でトップチャンピオンのオモダカ相手ですらも実力を温存した状態で勝利するほど。 しかし、あまりにも圧倒的過ぎたために、そこに至るまでの努力を顧みられる事なく、「天才」の一言で周囲から一線を引かれるようになってしまい、いつの間にか彼女は本気のバトルをする事が出来なくなってしまっていた……。 そんな彼女が出会った「本気で戦っても勝ち負けが出来る対等のライバル」候補こそ主人公だったのだ。 本作では初心に帰るという目的で主人公と同じ条件で2周目の旅をしていたため、手持ちは最初のパートナー含め完全リセットして挑んでおり、1周目での手持ちは不明。 OP映像を見る限りパルデアケンタロス(コンバット種)を所有していたようだ。 また入学時御三家を貰えることになっているが、ネモは他に育てたいポケモンがいたので1周目の時は貰っていない。 そして、ポケモンリーグで四天王とオモダカに勝利した主人公にバトルを挑んでくる。シナリオの1つ「チャンピオンロード」のラスボスとして。 こうしてみると圧倒的に強すぎるネモだが、もしも何かがズレてしまえば大変なことになっていたかもしれない。 パルデア地方は他の地方と違い、チャンピオンクラスが何人もいる=チャンピオンが何人もいるということにはなっているが、その実、他の地方とそう変わらない。 元チャンピオンと現チャンピオンがないだけでチャンピオンクラスのトップに勝てばチャンピオンクラスになるということなだけなのである。 そもそもな話、チャンピオンクラスにたどり着くまでには八つのジムをクリアーしないといけないが、 アカデミーの宝探しでジムチャレンジを選ぶものは多いがまず”八つのジムのクリアー”が出来るものはそうそう出ない。 四天王であるチリも「ジムめぐるんは半分超えてからがキッツいねん」と言うように、作中でも四つ目あたりから脱落者が増える。六つ以上バッジを持っているのは一割しかいないという。 さらにバッジを集めても、四天王との戦いや手加減しないチャンピオンがいるため、チャンピオンクラスに到達するのはごくごく稀なのである。 メタ的に言えば主人公ならば勝てるし勝つしかないのだが、実際のところは仮にチャンピオンクラスに到達した者がいたとしてもネモに勝てるかどうかは分からない。 燻っているという状態のネモだがその実、それを晴らす手段を持っていなかった。何故なら彼女は強すぎた。 パルデア地方でトップクラスと言えば聞こえはいいが、燻った気持ちを晴らしてくれる対等な者はどこにもいなかったのだ。 何ならDLCにおいて現四天王の1人であるポピーが入学前に手持ちがあまりにも強すぎる事が判明した為に入学辞退する羽目になっていた事が判明する上にそんなポピーでも四天王止まりである。 それなら周囲を育て上げようとしてもその周囲は自分を「天才」として見て一線を引いており、天才には勝てないとして対等になれる程強くなろうと考える人は(少なくとも原作ゲーム中では)いない。 つまり主人公にやったようにネモの事を1ミリも知らない別地方からの転入生かつポケモンにほぼ触れていない相手を育て上げる形でないとライバル候補すら現れない。(*3) 辿り着いてしまって、ある意味で何もないところにいるようなものだったのがネモだったのである。 発言の端々でポケモンバトルが大好きなのがうかがえるが、彼女とポケモンバトル関連で気持ちを共有できるものがいない。 スター団のマジボスには団やら他のボスたちがいたし、ペパーには相棒がいたが、彼女にはいないのだ。 主人公が来てくれたことで何とかなったものの、いなかったらどうなっていたか(それを言ったら他のルートもそうだが) ■最終手持ち ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 備考 ルガルガン(まひるのすがた) ♀ 65 すなかき ストーンエッジドリルライナーアクセルロックステルスロック ヌメルゴン ♀ 65 そうしょく りゅうのはどうだくりゅうれいとうビームヘドロばくだん ノココッチ(みつふしフォルム) ♂ 65 てんのめぐみ ハイパードリルドリルライナードラゴンダイブとぐろをまく ミミズズ ♂ 65 どしょく アイアンテールボディプレスじしんロックブラスト パーモット ♂ 65 ちくでん でんこうそうげきインファイトれいとうパンチでんこうせっか ウェーニバル(テラスタイプ:みず) ♂ 66 げきりゅう アクアステップかわらわりアイススピナーつばめがえし 最初にニャオハを選んだ場合 マスカーニャ(テラスタイプ:くさ) ♂ 66 しんりょく トリックフラワーかみなりパンチシャドークローじゃれつく 最初にホゲータを選んだ場合 ラウドボーン(テラスタイプ:ほのお) ♂ 66 もうか フレアソングシャドーボールだいちのちからバークアウト 最初にクワッスを選んだ場合 チャンピオンとしてはタイプに拘らないバランス型。 だがかくとう技で抜群をとれるポケモンが多く、切り札の御三家もこちらが有利となるポケモンなので対策はしやすい。 だが先方のルガルガンが「ステルスロック」を撒いたり、「とぐろをまく」で火力・耐久・命中を上げてくるノココッチ、とくせい『どしょく』でじめん技を無効化してくるミミズズ、 じめん対策に「れいとうパンチ」を使ってくるパーモットと一筋縄ではいかないメンバーなので油断しないように。 シナリオクリア後の学校最強大会ではレベルが6(御三家のみ72で、それ以外は71)上がり更に手強くなる。 DLC前編後編クリア後はさらにレベルが8(御三家のみ80で、それ以外は79)上がるものの、何故かペパー、ボタンと併せて他の強化と比べて上がり幅が渋い(その3人以外は15程上がっている)為、レベル的には比較的組しやすくなっている。 どう見ても番外編でその3人メイン+実はブルーベリー学園の特別講師枠が3枠余ってるからそこでさらに伸びる前提にしか思えないのだが ■ゼロの秘宝番外編での手持ち ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 備考 ルガルガン(まひるのすがた) ♀ 86 すなかき ストーンエッジドリルライナーアクセルロックステルスロック ヌメルゴン ♀ 86 そうしょく りゅうのはどうだくりゅうれいとうビームヘドロばくだん ジャラランガ ♀ 86 ぼうおん ドレインパンチかみなりパンチじしんソウルビート パーモット ♂ 86 ちくでん でんこうそうげきインファイトれいとうパンチでんこうせっか アブリボン ♀ 86 りんぷん むしのさざめきムーンフォースエナジーボールサイコキネシス 最初にニャオハを選んだ場合 ウェーニバル(テラスタイプ:かくとう) ♂ 87 げきりゅう アクアステップかわらわりアイススピナーつばめがえし ミロカロス ♀ 86 かちき なみのりれいとうビームマッドショットドレインキッス 最初にホゲータを選んだ場合 マスカーニャ(テラスタイプ:あく) ♂ 87 しんりょく トリックフラワーかみなりパンチシャドークローじゃれつく ヨノワール ♀ 86 プレッシャー かげうちかみなりパンチれいとうパンチじしん 最初にクワッスを選んだ場合 ラウドボーン(テラスタイプ:ゴースト) ♂ 87 もうか フレアソングシャドーボールだいちのちからバークアウト モモワロウに操られた状態でのバトル。ちょっと自我残ってそうだったけど ノココッチとミミズズが外れ、ジャラランガが固定メンバーに入り、600族が2体となる。 他にもこちらが選んだ御三家によってメンバーが変わるが、キタカミの里で入手したポケモンも入っている。この短時間でよくそこまでレベル上げたなとか突っ込んではいけない(*4) レベルも7(御三家のみ87で、それ以外は86)上がっているほか、何気に御三家のテラスタイプも第2タイプに変更されている。これにより、主人公の御三家に強いタイプになる点には気をつけられたし。 ちなみにキタカミの里到着直後に元ブルベリーグチャンピオンのスグリともバトルしたが、普通に勝利したとのこと。 ■ブルーベリー学園・強化版学校最強大会での手持ち ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 備考 ルガルガン(まひるのすがた) ♀ 86 すなかき ストーンエッジじゃれつくアクセルロックステルスロック ジャラランガ ♀ 86 ぼうおん ドレインパンチかみなりパンチじしんソウルビート パーモット ♂ 86 ちくでん でんこうそうげきインファイトれいとうパンチマッハパンチ アブリボン ♀ 86 りんぷん むしのさざめきムーンフォースエナジーボールサイコキネシス 最初にニャオハを選んだ場合 ジュナイパー ♀ 86 しんりょく リーフブレードかげぬいダブルウイングふいうち ウェーニバル(テラスタイプ:かくとう) ♂ 87 げきりゅう アクアステップかわらわりトリプルアクセルつばめがえし ミロカロス ♀ 86 かちき なみのりれいとうビームマッドショットドレインキッス 最初にホゲータを選んだ場合 ゴウカザル ♀ 86 もうか フレアドライブインファイトストーンエッジマッハパンチ マスカーニャ(テラスタイプ:あく) ♂ 87 しんりょく トリックフラワーじごくづきかみなりパンチじゃれつく ヨノワール ♀ 86 プレッシャー かげうちかみなりパンチれいとうパンチじしん 最初にクワッスを選んだ場合 ゲッコウガ ♀ 86 げきりゅう みずしゅりけんあくのはどうれいとうビームくさむすび ラウドボーン(テラスタイプ:ゴースト) ♂ 87 もうか フレアソングシャドーボールだいちのちからみわくのボイス 番外編終了後にブルーベリー学園にて特別講師として呼んだ時の手持ち。学校最強大会での手持ちもこれに変化する。 ヌメルゴンが外れ、新たにテラリウムドームで入手したと思しき御三家(タイプは主人公が選んだものと同タイプのポケモン)が加わり、既存メンバーも技構成が若干変化している。 そしてさらに手持ち全員に努力値がしっかり振られるといったガチガチの強化が施される。 ある程度交流すると結局主人公とのバトルでは一度も出さなかったパルデアケンタロス(コンバット種)を交換に出してくる。 同じく親が会社のお偉いさんであるブルベリーグ四天王のタロとはパーティで知り合ったらしく、彼女の父親にドレス姿でバトルを挑んだとのこと。 ■アニメ 目と目があったら! それはバトルの始まり! 早速戦ろう!! 出典:ポケットモンスター、10話『ネモとコルサと』、2023年4月14日から放送中。OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon 『ポケットモンスター(アニメ第8シリーズ)』の10話に初登場。 偶然であったリコとロイがトレーナーと知るやいなや、「目と目があったらバトル!」と言いながら勝負を仕掛けて来た! アニポケ世界では、そんなルールはサトシがカントーを旅していた頃から存在せず、当然リコロイは慌てて拒否した。 そもそもSVのパルデア地方では話しかけてバトル、がルールのため、いくらアニオリとはいえSVプレイヤーの視点では困惑しかねないものである。まさかパシオ帰りなのか… アニメでもチャンピオンランクの一人であり、パルデア地方出身のリコがネモを知っていた頃からパルデアでは有名人のようだ。 また以前のジム巡りでコルサに挑んでいた関係で、リコたちがコルサを探していると聞くと彼のアトリエに案内し、彼がスランプである事を知ると元気づけるためにリコやロイと共に、町中のキマワリ集めを手伝った。 御三家がパートナー兼エースの原作ゲームと異なり、現時点(53話時点)では御三家を持っている描写は無く、パーモット以外の手持ちは不明。 ■ポケットモンスターSPECIAL ゲーム版と設定はほぼ同じ。男主人公・バイオレットとのバトルをお流れにされた後、女主人公・スカーレットと出会い、行動を共にする。バイオレットを「王子さま」、スカーレットを「レッティ」という愛称で呼んでいる。前作で御三家を没収されたホップとは異なり、水御三家のクワッスを与えられている。 尚、マイチェン主人公が出なくなった10章以降で、一つの地方に御三家が一組しかおらず(イッシュ編は一組は初代主人公組と2代目男主人公で分け合い、2頭目の御三家一体を事実上無印女主人公・ライバル・2代目女主人公が変則で共有する形なので例外)、 男主人公と女主人公で一頭ずつ入手して余った3匹目の御三家はサブキャラに与える場合、大抵男の子に与えられていたので(ハウ、マナブ)、三人目として余った御三家を与えられた女の子はネモが初であるその分ゲーム版で御三家の残りを引きとるクラベル校長が割りを喰ったかも知れないが。 尚、サブキャラの女の子が御三家を持つのはイッシュのベル以来である(カロスのサナは原作では御三家持ちの友達だったが、ポケスペではそれが無かった事にされてしまったため)。 9話でスカーレットから警戒されなくなり、女の友情フラグが立った(『ネモはバトルの事しか頭に無いので、人を騙すなんて器用な真似は出来ないから』という理由ではあるが)。 そして11話ではネモが「私はレッティのライバル兼友達だと思ってる」と言ったのを、スカーレットは否定しなかった。 ■Webアニメ『放課後のブレス』 『SV』本編の前日譚を描くwebアニメにも第1話から登場。 アカデミーの生徒にテラスタルを教えたり、オハラの演奏会に教師陣と参列する様子が描かれたりする程度と当初の出番は控えめ。 本格的にスポットが当たるのは第2話から。今作でも既にチャンピオンランクで、打倒ネモに燃えるアカデミーの生徒・アリキスに連勝中。 冒頭でもタイカイデンを使って彼のマスカーニャを一蹴し、その様子がホーマによって大々的に報道された。 ニュースを見た他の生徒が「ネモって子すごいね」や「だって天才だもん」と口にしていることから、すでに本編開始前の状況に至っているものと思われる。(*5) アリキスとの再戦(6vs6のフルバトル)では、上記のタイカイデンを含め手持ち3体を失うものの、ゲーム本編のOP映像でも使用していたパルデアケンタロス(コンバット種)を繰り出すとそのままキョジオーンとカラミンゴを倒し、彼の手持ちをあと1体まで追い詰める。 その後ピンチに駆けつけたマスカーニャを見て「強かった子」「君の相棒」と称するなど、彼女の記憶にも強く刻まれていることが窺える。 絆を取り戻した2人のテラスタルに応えるようにネモもケンタロスをかくとうタイプにテラスタルし、一進一退のバトルを繰り広げた。 ■ポケモンマスターズEX 何が 起きるか わからない! だから 勝負は おもしろいの! 『SV』発売から8ヶ月半、パルデアからは一番乗りでパシオに上陸。『剣盾』や『アルセウス』のキャラが参戦するまで1年以上かかった事をふまえるとかなり異例の、それも主人公キャラを差し置いてのスピード参戦である。 バディはパーモットで、新ロール「スピード」を引っ提げて登場。 Bわざカウントを早めたり、シンクロ技「でんこうそうげき・迅」で次回味方全体わざゲージ消費0にしたりとバトルの回転率を上げるものがメイン。 「でんこうそうげき・迅」は素早さが上がってないと使えないが、「EXスピーダー」という一手で素早さを最大にするアイテムを持ってるため問題なし。 ついに道具もインフレです。カナラズアタール再来も近い…… 上述の通りの人物だが、そんなネモにとって本作の舞台であるパシオはまさにパラダイス。 具体的には 自分と渡り合える強力なトレーナーがゴロゴロいる。 イッシュ地方のバトルガールと意気投合し、観衆にポケモンバトルの楽しさを伝えることに成功。 彼女のために開催された大会で決勝まで勝ち進み、マジコスマサラトリオ相手に全力で戦い気持ちよく負ける(*6)。 飽くなき対戦欲に対し、ライヤーが主催者権限で各地方のチャンピオンを招集し当然ネモはその事に歓喜。 と、本編での鬱屈ぶりが嘘のような感じである。 また、本編で宝物を見つけた後の時間軸であるようで登場イベントでその事に言及したり、ポケモン情報局の公式Twitterではライバルの分までマジコスをおねだりする漫画が掲載された。(*7) ■きみと雨上がりを 世界は きれいだった。 きみと 出会う前よりも、ずっと。 『ポケモンSV』1周年記念に公開されたオリジナルweb小説。(*8) ネモが主人公に出会ってからの感情の起伏など、ゲーム内ではあまりフォーカスされなかった彼女の内面が掘り下げられる。 著者は代表作に響け! ユーフォニアムを持つ武田綾乃氏。 またこの小説を原案としたYOASOBIによるタイアップ曲、Biri-BiriのMVにも出演している。(*9) ■余談 名前の由来は花の「ネモフィラ」と思われる。「ネモ」という単語を含む他の植物として「アネモネ」があるが、スペイン・フランス語版のネモの名前がネモフィラ属の一種である瑠璃唐草を思わせる名前なのでネモフィラ説が濃厚。言うまでもないが、『ポケモン』キャラの命名則からしても某モビルスーツは関係ない。セブンスターズのバクラザン家当主とも関係ないし、ヴェルヌの名作SF小説に登場する船長でもない。ネモフィラの花言葉は「可憐」「あなたを許す」「どこでも成功」「清々しい心」など。文武両道かつ良識人な面に関しては確かに「どこでも成功」「清々しい心」と言える。前者はサブイベントでの発言を聞いた後だと少し皮肉ともとれるが。 一方、ラテン語でネモは「誰でもない」という意味もある。これに関してオーリム/フトゥー博士の名前がラテン語由来なので、発売前は両者に何らかの接点があるのではという考察が一部で存在した。結果的に接点は無かったものの、クリア後シナリオでのネモのサブイベントを考慮すると(偶然とは思われるが)やや意味深に思える。 後にwebアニメ「放課後のブレス」に、ネモに何度も勝負を挑む生徒・アリキスが登場。彼の名はラテン語で「誰か」を意味することから、やはりこちらも名前の由来の一つなのかもしれない。 何気に最初の手持ちから最終戦に至るまで1匹たりともリストラはしていない。つまり最終戦のガチ勝負に至っても彼女の手持ちは旅パということになる。ということは、未だ猶本気ではないのかと戦慄しかけるところだが、試合前後の彼女とのやり取りを見る限り、主人公とのバトルはこのパーティが全力でのチームである模様。道中で「ジムリーダー戦用に手持ちを調整している」「ポケモン20匹くらい鍛えながら応援してる」という発言を聞けることから、お披露目した以外のポケモンもいろいろ育てている模様。それを踏まえて、初期から構成しているパーティが主人公と戦うにふさわしいと選択している可能性は十分にある。 また、今回ネモはあくまで主人公と肩を並べるためにスタート地点に戻ったというだけなので、旅を開始した時点から計画的に旅パを構成していたのかもしれない。実際、将来600族となるヌメラを手持ちに加えたりもしている。 上記の理由もあり、今作のライバル枠であるネモは、前作『ソード・シールド』で道中共に成長していったホップとはまた違った形のライバルとして描かれている。 また、そのバトル廃人っぷりや2周目を始めている点などから、ダンデとはまた違った形でプレイヤーをモチーフにしているのではないかという考察もある。実はネモも最終戦後に「めのまえがまっくらになった」を実際に行っている人2代目である。 そのバトルジャンキーっぷりに加えて主人公の成長を「実っていく」と表現する様から、HUNTER×HUNTERの登場人物であるヒソカ=モロウを想起するプレイヤーが多く、ネットではそれに因んだファンアートやコラ画像が幾つも出回っている。しかしながら両者の共通点といえばそれくらいであり、当然性格やスタンス、境遇は全く違う。その為この手のネタを嫌う人もいるのもまた事実であるので軽はずみな乱用は避けるべきだろう。 バグか仕様かは不明だが、チャンピオンロードの最終戦でネモに敗北しても所持金を取られることがなく、最寄りのポケモンセンターに戻されるだけとなっている。 道中で「そこらへんのトレーナーを相手にしてくる」とランニング感覚でバトルを繰り返していることを明かしている。実際、野良トレーナーの中には「恐ろしく強い女の子に出会った」と漏らす者もいる。十中八九ならぬ十でネモのことと思われる。 主人公に関しては基本的に肯定的で、ネモを拒否するような選択肢を出してもなんかプラス思考で早合点しがち。しかしそんな彼女も明らかに手を抜いたと分かる際には静かに怒ってくる。ネモにとって楽しいポケモン勝負に本気を出さない事は無礼に当たるのだろう。 ポケモンスケールワールドにおけるフィギュアの全高が8.6センチで、20分の1スケールであることから逆算すると、身長は約172センチ前後と推測される。 追記・修正するなら、わ た し と! でしょ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 主人公が突然ホップやペパーみたいにトレーナーとは別の道を志し始めたらどういう反応をするのか凄く気になる。快く背中を押してあげるのか、めっちゃ駄々をこねて引き留めようとするのか… -- 名無しさん (2023-01-11 14 51 56) バトル自体も好きなんだろうけど、全力で戦うことは何より特別なんだろうな -- 名無しさん (2023-01-18 20 52 39) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-01-19 10 28 57 チャンピオンロードのラストや個別イベントを見てもまだヒソカ扱いしてるやつ最早ヒソカの方をよく知らんだろ 本質全然ちゃうやんけ -- (名無しさん) 2023-01-25 01 23 55 ↑の方 うん、たしかに胸に目が行くね… -- (名無しさん) 2023-01-31 08 17 21 姉がいるって言うけどな…本編で会えなかった -- (名無しさん) 2023-02-01 00 32 33 あのたまにする両手を合わせて顔のとこにもってく仕草がめちゃくちゃ可愛い -- (名無しさん) 2023-02-02 12 18 47 アニポケ登場か。声優は誰になるかな -- (名無しさん) 2023-05-08 09 40 40 ヒソカに関しての記述消された? ネタにされたのは事実だから、わざわざ消す必要も無かったと思うが…… -- (名無しさん) 2023-06-05 09 28 48 ゲームでは初代から普通のことだし仕方がないことなんだけど、目と目が合ったら強制バトルって冷静に考えると結構嫌なルールだよね。他に予定がある人だって当然いるだろうしリコとロイの反応が普通だわ。ポケモンゲームの世界の人達はどう思ってるんだろう -- (名無しさん) 2023-07-03 10 41 46 エリアゼロの冒険は彼女がいてくれて心底良かったわ。あの2人だけだと喧嘩ばっかだっただろうし -- (名無しさん) 2023-07-08 16 11 30 目が合ったらバトルのルールはアニポケ世界ではサトシがカントーを旅していた頃から存在しないんだっけ?トレーナーは目と目が合ったらレッツバトルが旅の基本の一つってメリッサが言ってた気がするんだけど -- (名無しさん) 2023-08-31 14 20 04 1/20フィギュアの高さが86mmなので単純計算で身長は172cmくらい? -- (名無しさん) 2023-09-07 18 37 10 強化版ネモなんか妙に弱いな。もう10レべ上がっててもよさそうなのに。パシオ行ってて鍛えるのサボった? -- (名無しさん) 2023-12-18 21 18 11 ↑ペパボタもそうだが藍の円盤クリア後でもレベルが8しか上がってないし、手持ちや技構成も変わってないからな(他の参加者はレベル+15で手持ちや技構成が変化してる) -- (名無しさん) 2023-12-22 17 21 56 ジムリーダー、教師陣、四天王、オモダカと手持ちが変わってるのにネモ、ペパー、ボタン、スター団が変わってないのは気になるよね。スグリとゼイユと再戦もできない状態だし、こいつらは今後のアプデとかでもう一回パワーアップしそう。もしそうならネモも御三家使ってくれ -- (名無しさん) 2023-12-23 09 32 41 ↑主人公が選択したポケモンに不利なパルデア御三家だから、主人公に有利かつどのネームドも使ってないカント―・ガラル御三家? -- (名無しさん) 2024-01-01 22 55 15 洗脳状態だけど「欲望を刺激する」タイプの洗脳だったせいかバトルの際は割と自我残ってて一周回って安心した -- (名無しさん) 2024-01-12 23 51 58 ↑破壊王子ベジータみたいね -- (名無しさん) 2024-01-13 00 17 37 んジャカ パーン!って言うのが好きなんだがほとんどネタにされてなくて悲しい -- (名無しさん) 2024-01-19 23 16 24 ネモの手持ちは強化されたけどなんで道具は持ってないんだろう。持たせたら強すぎるからかな -- (名無しさん) 2024-01-20 12 34 19 ↑リーグ部戦ならブルーベリー学園組以外にも道具を持たせて良かったとは思うよね。でも何も理由は無いんだろうなぁ -- (名無しさん) 2024-01-21 00 51 15 ジャラランガは普通にタネのほうから進化させられるし、ミロカロスとヨノワールはレイドしたんじゃない? -- (名無しさん) 2024-01-21 17 07 04 操られた状態でキビキビダンス踊ってる人達と通信交換して進化させたのかもしれないぞ。ネモならそのくらいやるだろうしモモワロウも「なんなんだこいつ?」と思うかもしれないけど手駒であるネモが強くなるなら許容しそう -- (名無しさん) 2024-01-21 17 38 10 ポケスペでは余ったクワッスを持つのはネモであって欲しい。 -- (名無しさん) 2024-02-07 11 36 08 道具は持ってないし隠れ特性もないしチャンピオンならもう少し強くしても良かったんじゃないかと思うんだが、ライバルキャラは御三家が切り札ポジションだから強くしにくいか。ゲッコウガとゴウカザルも9世代ではそんなに強くないしなぁ。 -- (名無しさん) 2024-02-12 13 58 17 原作以外だと大体パーモットが相棒として扱われがち -- (名無しさん) 2024-06-08 14 49 17 ↑3 無事内定。こうなると残りのメンバーが気になるねぇ -- (名無しさん) 2024-06-23 05 01 30 SVにバトル施設がなくて良かったような残念なような……施設の裏ボスとしてガチ編成とか見てみたかった気もする -- (名無しさん) 2024-08-16 16 27 15 ポケマス公式Xの漫画でレッドと意気投合していた。 -- (名無しさん) 2024-08-27 12 23 40 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mohsoh/pages/383.html
新ポケモンに関する雑談(準伝説) 準伝説のポケモンに関する話題はこのページでお願いします。 一般ポケモンに関する話題は新ポケモンに関する雑談のページで。 禁止伝説・幻に関する話題は新ポケモンに関する雑談(伝説・幻関連)で。 個別ページを作成しました ここは近いうちに削除するか、全く別のページとして使用することになると思います。 コバルオン テラキオン ビリジオン トルネロス ボルトロス ランドロス